フィリピン留学 セブ観光 名所半日ツアー
フィリピン留学中の週末は、セブの観光地巡りへ
今回は、「マゼランクロス」、「サントニーニョ教会」、「サン・ペドロ要塞」、
「カルボン・マーケット」、「コロン通り」といったフィリピン語学留学中に、
1度は行っておきたいセブの有名観光スポットをご紹介します。
ご紹介するのは、週末の空き時間に半日で回れるようなツアーです。
①マゼランクロス(Magellan’s Cross)
セブシティの南部にあるマゼランクロスは、
世界一周をしていたフェルディナンド・マゼランが1521年に
セブに上陸した際に建てたと言われている、十字架が飾られている六角堂です。
有名なのでタクシーの運転手にマゼランクロスといえば、
ほとんどのドライバーが分かってくれます。
この十字架は万病を治すといううわさが広がり、
十字架を削って持ち帰り薬として飲む人が耐えなかったといいます。
現在では十字架保護のために木製のカバーで覆われています。
十字架の天井には当時のキリスト教の洗礼の様子が描かれています。
十字架の周辺にはろうそくを使い、お祈りをする女性がいます。
ろうそく1本10ペソで5本セットを買うとお祈りしてくれます。
②サントニーニョ教会(Santo Nino Church)
マゼランクロスから徒歩3分でサントニーニョ教会に到着します。
ここはフィリピン最古の教会であり、1565年に建造されました。
しかし過去に2回消失していて現在のものは1740年に再建されたものです。
かつてマゼランがセブの女王に贈った
サントニーニョ(幼少のキリスト)の像が納められています。
この像は戦火にも無傷だったことから
「奇跡を呼ぶ聖像」として祟えられています。
ミサが行われる日は多くの礼拝に集まるので、
見学なら金曜日と日曜日以外にいく事をお勧めします。
写真は日曜日の午前中。ものすごい人ごみです。
暑くて歩き疲れた時にはセブンイレブンの15ペソ(約40円)の
ソフトクリームがお勧めです。
③サン・ペドロ要塞(Fort San Pedro)
サントニーニョ教会から徒歩で10分の位置にサン・ペドロ要塞があります。
こちらはフィリピンがスペインに統治されていた時代の
1565年に作られたフィリピン最古の要塞です。
この要塞は上から見ると三角形の形をしていて、一面が海に、
二面が陸に面するように作られています。
そのためセブの港を見下ろすことができます。
当初は木製の構造でしたが、1738年にセブ近海で採取された
サンゴ石を使用した構造に造り変えられました。
アメリカ統治時代には米軍の兵舎として、第二次世界大戦の際には、
日本軍の捕虜収容所ともなっていました。
しかし今では周囲も整備され大きな公園になっていて、
市民の憩いの場としてたくさんの人が訪れます。
こちらからは港が近いく、カルボンマーケットに歩く途中でセブの港が見えます。
④カルボン・マーケット(Carbon Market)
サン・ペドロ要塞から徒歩で15分ほどの位置に
カルボン・マーケットが広がっています。
カルボン・マーケットでは主に、野菜を中心とした食品を売っています。
そのほか肉や魚のほかに、衣料品や日用品も売っています。
セブには南国ならではの果物も売っていて、その場で食べられます。
大きいものだと70cmくらいあるジャックフルーツは甘くておいしいです。
こちらはセブシティの中でもっとも古く、大きい規模を誇っているマーケットです。
この地は多くの人が集まるということもあり、治安が悪いです。
スリなどの被害にあわないよう荷物は最低限にすることと、
高価なアクセサリーはつけないほうが無難です。
また、夕方以降はさらに危険なので、明るい昼間に来ることがお勧めです。
⑤コロン通り(Colon Street)
カルボン・マーケットから10分ほどの歩くとコロン通りにたどりつきます。
コロン通り周辺には庶民的なデパートや映画館、レストラン、
激安な衣料品が売っている露店がひしめき合っています。
30ペソ(約80円)でひよこも売っています。育てて売るためだそうです。
ちなみに私はおしゃれサンダルも180ペソ(約500円)で買いましたが、
6時間後には履けない状態にまで壊れました。
またコロン通りでは定期的にナイトマーケットが行われ
夜の7時前後から歩行者天国となり、路上には露店が出展されます。
こちらもスリなどの犯行が非常に多いため、決して一人では行かず、
貴重品は持ち歩かないようにしましょう。
以上、このようにセブには歴史を感じる建物や、
現地の方の生活を身近に感じられるスポットがたくさんあります。
今回は有名どころをご紹介しました。
せっかくフィリピンに留学で来たのなら、語学学校にこもって勉強も大事ですが、
たまには外に出てフィリピンについても学んでみましょう。