フィリピン留学 英語 発音 その違いや利点について
フィリピン留学 を検討中の方は、よくフィリピン英語の訛りについて心配されます。
もちろん、フィリピン人にとって英語は第二言語であり、ネイティブとは言えません。
しかし、語学学校の先生たちは一般のフィリピン人とは違い、
中にはネイティブ並みの先生もいます。
また、英語を母国語とする国も、それぞれ訛りがあり発音が異なる場合があります。
例えば、アメリカやイギリス、オーストラリアでは英語を公用語として話しますが、
それそれの国で発音が異なるものがあります。
アメリカ、イギリス、オーストラリア英語の発音
単語の最後の「r」
アメリカでは強く発音、イギリスやオーストラリアでは弱く発音
car・・・アメリカでは「カール」、イギリスやオーストラリアでは「カア」
first・・・アメリカでは「フォルスト」、イギリスやオーストラリアでは「ファースト」
「t」
アメリカでは発音を省略、イギリスやオーストラリアでは正確に発音
water・・・アメリカでは「ウォロ」、イギリスやオーストラリアでは「ウォーオト」
party・・・アメリカでは「パリィ」、イギリスやオーストラリアでは「パーティ」
「o」
アメリカでは「ア」と発音、イギリスでは「オ」と発音
box・・・アメリカでは「バックス」、イギリスでは「ボックス」
「a」
アメリカでは「エ」と発音、オーストラリアでは「ア」と発音
ask・・・アメリカでは「エスク」、オーストラリアでは「アスク」
「ay」
アメリカでは「エイ」と発音、オーストラリアやニュージーランドでは「アイ」と発音
Monday・・・アメリカでは「マンデイ」、オーストラリアやニュージーランドでは「マンダイ」
このように英語の中でも国により発音が異なります。
さらにイギリスやアメリカの中でも、地域によって発音が異なります。
ですが、どの発音が正しいというものではなく、
どこの国の英語も「英語」は「英語」。
日本語にも関西弁や東北弁があるのと同じです。
英語はコミュニケーションツール
しかし、イギリスなどヨーロッパでアメリカ英語のように「t」を省略してしまうと、
意味が通じなかったり、無視されてしまうことがあります。
イギリスなどヨーロッパでアメリカ英語のように「r」を
強く発音しても問題はありません。
また、アメリカで「t」を発音しても問題はありません。
したがって英語が母国語ではない私たちは、
「t」と「r」を発音したほうが良いでしょう。
つまりアメリカ英語でもなく、イギリス英語でもなく
「グローバル英語」を使用するのが良いかもしれません。
しかし、最も重要なことは、英語はコミュニケーションツールということ。
どんな発音であろうと、英語を話していて通じればほとんどの場合、問題はありません。
世界に出てみれば分かりますが、イタリア人はイタリア訛りの英語、
ドイツ人はドイツ人訛りの英語で、コミュニケーションをとっています。
アジアの国々や南米、中東も同様です。
今や世界の英語人口のうち英語が母国語である人口のほうが少なくなっているのが現状です。
もちろん、訛りのない英語が話せればよいですが、
そこを気にしすぎて、英語を話すことへの躊躇や抵抗感を持つことは英語学習の妨げになります。
これは、発音はおろそかにしていいという話ではありません。発音記号をよく理解し、それに近づける努力、ネイティブのイントネーションを口の筋肉に覚えさせるトレーニングはとても大事なことです。
より正確に伝わることはコミュニケーションの道具として、とても重要なことだからです。
しかし、決して発音に日本的な訛りがあることを恥ずかしがらないで欲しいということなのです。
あまり完璧主義にならずに、どんどん英語を話してください。
そして、スピーキングの面だけでなく、リスニングの面から見ても、目的が趣味であれビジネスであれ、世界で通じる言葉として英語を学ぼうとしているのであれば、TOEICの試験問題の音源のような英語を聞き取る能力だけ鍛えても、今の世界では通用しないともいえます。
イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの英語ネイティブにもいろんな英語があるなかで、世界の共通語である英語はどれがより正しい英語などということが段々難しくなってきているのです。
初級レベルの人たちほど、発音を気にしすぎる方がいらっしゃいます。
完璧主義すぎる日本人は、英語を学ぶ際にネイティブ並みの英語を身につけたいと考えます。
初級者の中で、そういった完璧主義のかたがフィリピン留学を躊躇されるようです。
しかし、初級レベルからアメリカに留学した人、フィリピンに留学した人、どちらも半年後に話している英語をこれまでたくさん聞いてきましたが、
どちらも多くの場合が、日本人は日本人の発音、日本人のイントネーションで話している人のほうが多いです。
アメリカでもフィリピンでも発音がよかったり、ネイティブのイントネーションが身についてきている人は、ほんの一握りのもともとの感性がよいからという人もいますが、ほとんどの人は自分自身で強く意識して、その部分について絶え間ない努力をしている人たちです。
フィリピン人の英語講師はアメリカ英語、アメリカ発音が可能な人が多いですが、もちろんフィリピン人訛りがどの講師にもゼロとはいえません。
しかし、フィリピンではなく、アメリカ人の中で生活したから、講師がアメリカ人だからということで日本人がアメリカ英語を話せるようになるわけではないのです。意識してネイティブの英語を聞き取る、リスニング資料や映像(ドラマなども含めて)による学習を通して、練習を繰り返すことでないと日本人は日本人英語から脱出することはできません。
グループレッスンでコストが3倍近くかかるアメリカやイギリスへの留学と、マンツーマンレッスンで留学費用が抑えらるフィリピン留学。
発音のことを気にして、留学先の候補からフィリピンをはずすのはとてももったいないことではないでしょうか。
むしろ、私は発音よりも表現という部分でネイティブ圏での英語留学に意味があると思います。
母国語として英語を使っているネイティブと交流することは確実に語彙力を高め、単純・簡単でかわりばえのしない表現に幅をもてるようになる環境を作れる可能性が高いです。 (日本人でも日本語の表現力の個人差は大きいことを考えると、もちろんそういう環境づくりは意識して作ることが重要にはなりますが)
表現力の幅を広げるということであれば、初級者よりも、基礎固めの終わった初級から脱出した人により効果があります。
これを踏まえれば、フィリピン留学を躊躇してしまう英語初心者の方にむしろ、フィリピン留学をお薦めし、さらにステップアップすることまで考える場合には、フィリピン留学+ネイティブ英語圏留学の2カ国留学をおすすめします。
(ちなみに留学期間対効果、費用対効果でみれば当然、初中級以上のかたにももちろん、フィリピン留学はおすすめです)
下記に、フィリピン留学の利点について、改めて整理してみたいと思います。
フィリピン留学の利点
日本には日本に住みながら英語を勉強している方がたくさんいます。
しかし、英語は使った分だけ上達するといわれていますが、
日本では英語を使う環境が整っていないため日常的に使うことが難しいです。
そのため英語をマスターするまでには、多くの時間がかかってしまいます。
英会話向上のために留学をしてみたいけど、長期間の時間や、
多額の留学費用が用意できないため留学をあきらめている方がいます。
そのような方に、フィリピン留学をお勧めします!
2010年以降フィリピン留学の人気は急上昇しています。
しかも学生だけではなく子供からお年寄りまで、老若男女問わず
フィリピン留学を希望する方が増えています。
それはなぜでしょうか?
フィリピン留学が人気の理由を下記6点にまとめてお伝えします。
フィリピン留学が人気の理由
①長期留学も短期留学も同じ効果?
実際のところ英語初心者が1年間留学したからといって、
完璧に離せるようになるとは限りません。
しかし海外に行き英語を話す環境に慣れると、英語に対する恐怖心が消え、
留学前に比べると英語に対する自信がつきます。
また英語を話すことで日本人ではない、さまざまな方とコミュニケーションがとれることに
喜びや楽しさを感じ、英語を勉強することの目的が明確になります。
そして留学後に日本で英語を勉強するためのモチベーションとなり、
勉強を続けていけるようになります。
実はフィリピン留学の3ヶ月間でも同じ効果が得られるのです。
②長期留学を成功させるために
ワーキングホリデーや交換留学生、ワークキャンプ、インターンシップと
海外経験をする方が増えていますが、最近はそのような長期留学に行く前にフィリピン留学で
基礎を身につけてから留学に行くという、二カ国留学の人気が高まっています。
フィリピン留学で英語を話すことに慣れてから、英語圏に留学することで
より質の高い経験ができるからです。
実際にはせっかく留学に行っても緊張して話すことができなかったり、
英語力不十分のため希望する仕事に就けなかったりということが失敗談としてよくあるからです。
③社会人も挑戦しやすい
すでに働いている方は、会社をやめて留学に行くという選択を躊躇するでしょう。
しかし、フィリピン留学は1週間から可能なため、短期であれば会社の休暇を利用する方や、
留学のために休職を許可してくれる会社があるので、留学に挑戦しやすいです。
地理的にもフィリピンは日本から飛行機で4時間ほどの場所なので
忙しい社会人にもお勧めです。
④効率的に、短い期間で英語スキルを伸ばせる
フィリピン留学はマンツーマン授業のため、グループレッスンに比べ
速いスピードで英語力が向上します。
また寮生活のため食事の提供があることや、掃除に洗濯という生活に必要なことを
代行してくれるため、1日のほとんどの時間を英語勉強に費やすことができ、
短い期間で英語力を伸ばすことができます。
さらに学校の外でも多くの現地民が英語を話せるので、周囲は英語環境が整っています。
⑤英語圏の約1/3という低コスト
フィリピン留学はひと月約10万円ほどで申し込みができます。
その他航空券やお小遣いを含めても、3ヶ月滞在で50万円かからないという方がほとんどです。
英語圏留学はこの3倍近くしてしまうので、格安なフィリピン留学に人気が高まっています。
⑥学べるものは英語だけではない
フィリピンは観光地としても有名で、世界的に有名な
ビーチや世界遺産を見ることもできます。
その反面、フィリピンは日本や英語圏の先進国と違い発展途上国です。
そのため、日本での日常と異なる文化や環境を感じることにな李ますが、
英語はもちろん、フィリピンから国際的な経験値を得ることができます。